
げんしけん―THE SOCIETY FOR THE STUDY OF MODERN VISUAL CULTURE (4) (アフタヌーンKC (1162))
- 作者: 木尾 士目
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/06/23
- メディア: コミック
3巻の最終話にて、春日部姐さんが部室から出したゴミに火を付けてしまって大騒ぎ。部室の使用を禁止されてしまい、ボランティア活動や姐さんのコスプレなんかでの贖罪の日々。そんな中での活動は、各自の自室にて行うという話。
久我山の家は思ったよりも広くて綺麗。田中の家にはミシンがあったりと想像通りなのか裏切るのかよく解らない感じの中、とうとうやって来ましたよ我等が斑目大先生の家へ。
まさにゴミ溜め。その中に萌え系アイテムが無造作に散らばる典型的な部屋。せっかく友達が来るのだから、せめて部屋の中くらいは掃除しとけと思うけど、それをあえてしないのが斑目らしさ。まぁ普通に人間失格です...
そんな中で春日部姐さんの詮索が始める。久我山邸にスケッチブックを発見し、田中の家ではエロゲキャラのガレキを引っ張り出させた恐怖の女帝の間の手が伸びていく。
それを停めたのは以外にも...
「多分見たら引くよ」
いまいちキャラが掴み損ねていた高坂くん。彼はヲタじゃないのかとたびたび疑問におもっていましたが、こちら側の人間の気持ちをやっぱり解っている。そう、人の世界を踏みにじる事がいかに愚かな事なのか、一般人の姐さんにはそれがわからんのです...
結局は覗いてしまった姐さん。出てきたものは三次元のDVD、しかもSMはいっていますよ斑目さん。慌てる姐さんに斑目の態度も中々よろしくて、普段は見せる事の無い大人の匂い。普段からこんな大人な態度が何故できない斑目よ、お前はオレか...
まぁ実はこのAVはデコイ、ガンダムでいえばWB隊みたいな物でした。肝心の物とはね、別の所に隠している物です。そう、人には知られたくない秘密は付き物、それが解らず安易に人の世界を踏み入ろうとする愚かな人間がいかに多いことなんだろう。最後の砦、それはまだ守りきっているのさ、誰も気付いていないだろうけど...
さて、今まですっかり影が薄い主人公、ササやんがついに現代視覚文化研究会の会長へ。世代もかわって新たなる目標はコミケへの参加で、若き力は夢に向かい突き進んでいく。この熱さっていうものは何とも言い難い物があるな、キャンパスライフの醍醐味か!
そして、我等が卒業していったリアルのサークルの方はどーなったかというと、新入生が全く来なかった新歓合宿に、最少催行人数を下回って潰れた夏合宿。かの盛り上がりをみせた掲示板も、半年ちかく誰も書き込まない始末になるとは。
上級生と下級生の間に想像以上の壁があるみたい。これが今の若き力なのかと思うと、寒気がしてくるのは気のせいじゃないと思う。大切な事、忘れないで欲しい...