ビームサーベルでエンジン部分を貫かれ、機体が核爆発まで起こしたのにもかかわらず無傷で生き延びた、これも想定の範囲内ですが納得行きません。いつものことなんだから、それが仕様だからと言われればそれまでですが、そんな超展開・超描写が作品をつまらなくしている事は言うまでもありません。もし生き延びるのならば、しばらく存在そのものを忘れるまで視聴者の前から隠匿し、その後も増長し続ける悪しき主人公の前に新型機と共に突如立ちはだかる、そこまでしてくれれば程よい燃料となったものなのに、翌週にあっけなく復帰というものは如何なものなのかと。全く面白みのない脚本にはウンザリです。
物語のほうも対ロゴスというムチャクチャな構図になり、何がどちらの陣営なのかハッキリ読み取るのが難しくなってきました。世界は平和のためにという掛け声の名のもと、秩序無き戦闘を繰り広げ、今まで以上に凄惨な戦いが始まっている。今言える事は、黒幕である議長がジブを切った、その事でしょう。これから種の世界は誰がどのようにまとめていくのか、少なくとも前作で己の正義のためだけに対立する両者を殲滅戦まで追い込んだ輩が活躍する話になるのは、誰でも予想することは簡単でしょう。
「主人公が殴られた」、ガンダムにおいて欠かすことのできない名シーンがとうとうできた訳ですが、今回の状況では何とも不快なシーンでしかなかった。殴られた主人公も、今までの自分の行動の数々を一切反省することも無い痛さ全開の厨だが、殴った凸も最近は活躍する事も無くただ単に悩み続けているだけのキモさ全開の大佐だし。逆に凸が殴られていたのならば多少は萌えたかもしれないが、それは許されない展開なんだろうな嫁的に。
そしてようやくお目見えした新型機、軍需産業を潰す為の戦争に新型機を投入するなんて恐ろしい話です。新型機に心躍らせる主人公に対し、いつまでも悩み続けて複雑な表情を浮かべる凸。ようやく話の全てがわかって来ました、要するに新旧キャラの対決にしたいという構図に。これってある意味前作の否定そのものだ。
あれだけ馬鹿やった三艦同盟が、誰一人に理解される事もなく戦乱の渦を拡大したのにすぎなかった。確かに平和を叫びながらのテロっていうものだからな、行為そのものが賞賛される訳も無いし、ましてや彼等は戦後の復興と新秩序の建設になんら貢献もしえこなかったのだから。はたして種死の物語がどのように終わるのか、いまから非常に楽しみになってきた。
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