1000人もの敵をなぎ倒す爽快感、それを売りにしたKoei発のアクションゲーム、三国無双の戦国時代版であるが、またまた随分と恐ろしいゲームを作り出したものだ。発売当時は、深夜勤務ゆえにお金に余裕があったためノリで買ったしまったものの、いくらないいでもあのテンションには着いていけずに放置プレイの日々が続いたのも、今となってはいい思い出なのかもしれない。
まず初めの関門はキャラクターに時代考証、ロリのお市が剣玉を桶狭間で振り回すって世界に脱力。川中島じゃ真田幸村が武田信玄の危機を救っているし、光秀と蘭丸のからみにゃ流石ネオ・ロマンスシリーズを作っているメーカーだと改めて実感させられましたわ...
キャラがアレでも千人もぶっ飛ばせばイイだろうと思うかもしない。確かに歴史ものなんか厳密にリアルさを突き詰めればキリが無いし、それだとツマラナイ戦国になってしまうが故に、ゲームはゲームとして大いに楽しむべきなのかもしれないが、このゲームの完成度っていうのも十分に問題だらけ...
つねにミッション・イベントが起きるため、落ち着いてプレイする事など夢のまた夢。わらわらと群がってくる雑魚キャラを無視して、敵の武将・大将にただひたすら突っ込むのみ。千人はおろか、百人を倒したことすら危ういなんて、全く羊頭狗肉と言う言葉しか似合わない。
そして極めツケが難易度に関するもの。自キャラのパワーアップに比例して、敵キャラもパワーアップする仕組みになっているのだが、そのバランスがあまりにも理不尽なために、進んでも進んでもサクサクと自分が殺される。その都度に初期のステージに戻ってレベル上げなるものをしなければならないため、アクションでありながら下手糞なRPG以下の苦行に嵌る羽目に...
こうしてみてみると、明らかに地雷なんですけど、それでも随分とはまり込んでしまった要素は一体何だったのだろうか。ハッキリとは思い出せないかもしれないが、今思えば他にやりたくなるようなゲームが無かっただけなのか、それとも地雷を踏み喰った故に不感症になってしまったのか...
文章の展開を無視してでも、最後のあたりで褒めるべきなのだろうけど、本当に良い部分というのが見つかりにくいゲームである。本当にただ単に惰性でやっておたのか、またまた天狗の仕業だったのか...
